脳天がつーん

「違国日記」を読んでいる。ヤマシタトモコ先生。

3月の終わりに母がまとめて3巻まで買ってきて、今4巻。

毎度毎度頭をがつーんと殴られるような感触。

昔読んだ台本にボールを頭にぶつけられるシーンがあったのを思い出す。

「…いってぇッッ!」だったか。

イメージをキチンと言葉に乗せて演技をしろと言われていたなぁ。しみじみ。

それはさておき。

俺はこの作品の言葉が全部好きなんだな。本当に。

重さも軽さも温かさも冷たさも、全部感じられる作品なんだ。

page.18にて、「物語」が必要な人間の話が出てきた。

ここはあくまでざっくりとした自分の覚え書きだから突っ込みはなしで。

物語はかくまってくれる友人であると。まきおちゃんは言っていた。

それは、僕も似ていて、自分はつくづく「物語」が必要な人間であると思う。

物語に影響されて、成長する。

かくまってくれる友人であり、時に自分の背中を押してくれる友人。

だから現実に引き戻してくれる時もある。

ありがたいものである。得難い。

で、そんなパワーを感じるとこうして駄文を書き連ねてしまいたくもなるのだ。