嘘をつくのは終わらない。

先生は言った。お芝居は全力で嘘をつくことなのだと。

舞台上で行われる熱意のある嘘に、人は感動するのだと。

だけど。嘘をついてはいけないよ。繰り返し教えられてきた。

嘘をつくということは悪いことなんだ。誠実な人間はうそをつかないものだ。と誰かが言ってた。

創作、表現というものは嘘だ。ないものをあるとし、あるものをないとする。

大事なのは真偽ではなく、結果。

偽物が本物に敵わないなんて道理はない。と彼も言っていた。

この彼も、現実に存在しないものだ。

だけど、俺は心を動かされた。強く憧れた。この気持ちは本物だ。

結局嘘とか真実とかどうでもいい。受け手がどう感じるかでしかない。

嘘にキレイも汚いも優しいもない。

知ってたはずなんだけどなあ。たまに忘れる。それだけ真実という言葉は眩く感じる。

うまくまとまらくなってきたのでこの辺で。

薬飲んで文章なんて書くもんじゃありませーん。猫に怒られちゃう。